福島には駅前の広場に特設舞台があります。
平成6年までは軽量鉄骨の部材を壮年団を中心とした住民が組立をしていました。作業も大変だったのですが、平成7年以降は仮設足場でのステージ舞台になりました。当時、舞台の設計に携わった関係で、おわら保存会福島支部より発注してもらいました。広告収入も得るために、舞台袖の広告看板用の仮設足場や、駅前ロータリーの広告足場を含めての発注だったんですが、風の盆も終わり、当時の会計さんが、「風の盆にみんな飲みすぎて、金が足りなくなった」と言って来られました。仕方なく、以後10年間無償で看板広告を出すことを条件に了承しました。このことが、平成10年からのおわら保存会福島支部の財政改革に乗り出すきっかけとなりました。
コメントをお書きください