遠くいにしえを想う~賤ケ岳古戦場にて~

GW中に福井・滋賀方面へ日帰りでドライブに行ってきました。

特に目的があったわけでもないのですが、大河ドラマの「江」の嫁ぎ先の小谷城址を見学しようということになって、木本ICで降りたのですが、その前に賤ヶ岳の古戦場を見に行こうとちょっと立ち寄ってみました。リフトで山頂300m手前まで行き、久しぶりに急な斜面を息を切らして登ったのですが、普段あまり歩かないつけが思いっきりでたように思います。山頂に着くと四方が見渡せ、近江平野の中に点在する山々と田園風景のコントラストが素晴らしく、何となく天下を取ったような錯覚におそわるそんな風景が眼下に広がっていました。秀吉子飼いの七本槍が縦横無尽に活躍したことで有名な場所ですが、山頂にあったブロンズ像は、疲れきって腰を下ろし、遠く故郷を想う足軽を表現していました。ゆったりと時間が流れていくのを感じた一日でした。